COEDO(コエドビール)
所在地 | 埼玉県入間郡三芳町上富385-10 |
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創業 | 2006年10月13日(地ビール創業:1996年) |
ブランド名 | COEDO(コエドビール) |
Web | 公式HP Twitter Instagram Facebook |
COEDOの母体である協同商事は、1970年代から続く青果物卸売事業・食品輸入事業・物流事業・花き卸売事業などを生業としてきた会社です。1996年4月にビール事業部門の「コエドブルワリー」を設立。名称の由来は川越の別名「小江戸」から。サツマイモからビールをつくるということから始まりました。
1996年、川越の大地で育まれたさつま芋を用いてビール(酒税法上は発泡酒)を醸造することに成功。この製品がコエドブルワリーが開発したはじめての製品であり現在の「紅赤-Beniaka-」に繋がるものです。形・大きさ・色等が消費者受けしないという理由から規格外品として廃棄をされてきた農産物を、どのように有効活用するかというテーマが結実したものといえます。サツマイモを原料としたビールについては世界初の製法特許も取得しています。
そして2006年、培ってきた製造技術を活かし、ビール本来の奥深く美しい世界や、その楽しみ方を多くの方に提供していきたいという思いから、約2年間の開発期間を経て、新たにプレミアムビールブランド「COEDO」を立ち上げました。
ビールとは本来、色、香り、味わい、のど越しに様々な特徴をもつ表情豊かなもの。「COEDO」では薩摩芋からつくった世界にも類のない紅赤色の “ジャパニーズ” ビールから、黄金色のスタンダードであるピルスナーまで幅広いビールの世界と楽しみを提案します。
沿革
1975.01 | 生協の青果物産直事業を開始 |
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1982.05 | (株)協同商事設立 |
1982.06 | 貨物自動車運送事業免許取得 |
1984.09 | 青果物パッケージ事業開始 |
1987.04 | 川越集出荷センター・加工場・事務所開設 |
1993.10 | 川越花き市場において花き仲卸業開始 |
1994.01 | 貨物自動車運送事業一般免許取得 |
1994.09 | 酒類輸入販売免許取得 |
1996.03 | 発泡酒製造免許取得 |
1996.04 | コエドブルワリー開設 R&D・エンジニアリング部門開設 |
1997.07 | ビール・発泡酒販売免許取得 コエドブルワリー三芳工場開設 |
1998.04 | 深谷営業所開設 |
2002.07 | 埼玉県本庄市にバイオガス研究所・本庄開発センター開設 |
2004.10 | 食品輸入事業に本格参入 |
2006.10 | クラフトビールブランドCOEDO創設 |
2015.06 | COEDO Craft Beer 1000Labo開設 |
2016.09 | コエドブルワリー三芳工場を移転し、埼玉県東松山市にCOEDO クラフトビール醸造所を開設 |
香麦-xiangmai-(シャンマイ)
2015年5月、COEDO誕生の地の工房をリニューアルし、「COEDO Craft Beer 1000 Labo (コエド クラフトビール・ワンサウザンド・ラボ)」を埼玉県川越市に開設しました。
「COEDO Craft Beer 1000 Labo」は、2015年7月、川越に開設しました。この醸造所は1000ℓという小さいスケールで1000種類のビールを試作していく「ラボ」がコンセプト。クラフトビールの世界をより深く知ってもらうために、業界の垣根を越えたコラボレーションも推進しています。また、埼玉県の飲食店経営会社、SLBカンパニーとのコラボレーションによるタップルーム「香麦-xiangmai-(シャンマイ)」を併設し、試作したクラフトビールを楽しむことができます。
COEDOは、日本の色名を冠する6つのビールを作っています。
Session IPA
淡い黄金色と純白の泡にシトラスを想わせるアロマホップが華やかに香るセッション・IPA。ホップの魅力を存分に感じられるように、香り高いホップを贅沢に投入しその香りを丁寧に引き出しました。香り高く洗練された苦味のあるしっかりとしたフレーバーと、低めのアルコール度数にクリアな飲み口のドリンカビリティを両立させた味わいです。ホップの個性とその風味を最大限に引き出す製法にちなんで「毬花-Marihana-」と名付けられました。
※「毬花 (まりはな)」とは、日本語で“ホップの花”を意味する言葉です。
ピルス(Pils)
クリアな黄金色と白く柔らかな泡のコントラスト、さわやかな飲み口が特徴のプレミアムピルスナービール。軽やかな口当たりながらも、深みある味わいとホップの香味苦味のバランスをとった上質の大人の楽しみ。飽きがこず、どんなお食事にも合うビールです。その透明感溢れる特徴にちなんで「瑠璃 -Ruri-」と名付けられました。
へフェ・ヴァイツェン(Hefe Weizen)
無濾過ビールならではの明るくなめらかな白濁色が特徴の小麦のビール。小麦麦芽とそのために特別に選んだ酵母が醸し出す甘い香りは果実を思わせ、さわやかながらもコクが感じられる滑らかな舌触りと喉越しをお楽しみいただけます。個性的な味わいながらも包みこむようなやさしい特徴とその色にちなんで「白 -Shiro-」と名付けられました。
インディア・ペール・ラガー(IPL, India Pale Lager)
赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。白葡萄やスパイシーな柑橘を感じさせるアロマホップが香り、鮮やかで綺麗な苦味とともに口の中に広がります。6種の麦芽の配合とやや高めのアルコール分が、味の膨らみと丸みあるミディアムボディを織り成しています。低温発酵ラガー酵母による、飲み応えがありながらもきれていく心地よい後味です。
ブラック・ラガー(Black Lager)
艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成ビール。アロマホップは心地よい香りをあたえ、2種類のブラックモルトの他、6種の麦芽の配合が、重たすぎないまろやかさと軽やかさのバランスを生み出しました。艶のある黒色としっとりとした香味にちなんで、日本が世界に誇る最高の黒の呼称「漆黒 -Shikkoku-」を名称にいただきました。
オリジナル・エール(Imperial Sweet potato Amber)
赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味が特徴のプレミアムエール。上質の麦芽と薩摩芋(武州小江戸川越産金時薩摩芋紅赤/焼芋加工)から生まれた類い稀な仕上りです。薩摩芋の風味とその色にちなんで「紅赤 -Beniaka-」と名付けられました。本品は、ろ過せず瓶詰めをしています。「無ろ過・生」ならではの豊潤な味わい「日本川越オリジナルのエール」をお楽しみください。
※「紅赤」はさつま芋を副原料とするため、日本の酒税法上「発泡酒」に分類されます。
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