オホーツクビール(オホーツクビール株式会社)

オホーツクビール

所在地 北海道北見市山下町2丁目2-2
創業 1994年3月
ブランド名 オホーツクビール
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1987年8月、北見市を含むオホーツク地域から農業とそれを取り巻く環境視察を目的としてドイツのバイエルン州への視察が行われました。当地では、村ごとに小さな醸造所でビールが造られており、地元民が地元ビール及びその歴史を誇り、数世紀もの長い間にしっかりとしたビール文化が築かれていました。そこで飲んだビールの味は格別に美味しく、「北見でもこのようなビールをつくりたい」という想いから帰国後、有志達が北見ビール研究会を結成。研究会は多面的に研究続行した後、北見地域開発研究会へと発展します。しかし、様々な難題にぶつかりながら紆余曲折を経ることになります。

1993年に規制緩和が発表されたことで、研究会は、1994年3月にオホーツクビール株式会社を設立。1994年6月、酒税法改正後、日本で初めてビール製造内免許を取得し、工場とビアレストランの建設が決定します。 免許を取得したのは1994年12月9日で、エチゴビール(新潟県)と共に国内第1号。このため、エチゴビールともども「日本初の地ビール (メーカー)」と称されています。 1995年1月25日にピルスナー・エール・黒の3種類をもって日本初の地ビール試飲会を開催、そして1995年3月17日に醸造所併設のビアレストラン「オホーツクビアファクトリー」の営業開始を迎えました。 1998年3月には永久免許を取得しています。

※ 開業は、1994年2月16日開始のエチゴビールのほうが早く、オホーツクビールは開業2号となります。

※ 内免許の取扱い(酒類製造免許の申請予定者等に対し、将来要件を具備すれば免許等を与えることの内諾を与えることができるとした取扱い)は、1999年6月の法令解釈通達の改正により、酒類等の製造免許等に係る要件が客観化され、予見可能性が十分確保されたこと等を踏まえ、「財務省電子政府構築計画」(2003年7月17日)に基づき2004年度中に廃止することとされました。

内免許とは、「酒類等の製造内免許」「酒類の製造場又は酒母若しくはもろみの製造場の移転内許可」「蔵置場の設置内許可」及び「連続式蒸留機の新設及び拡張の内承認」をいいます。

オホーツクビールが製造するビールの種類は定番4種類に加え、オホーツクビアファクトリー限定「オホーツクエール濾過前」1種類、合計5種類のほか、季節限定のものなどがあります。

オホーツクビアファクトリー

レストラン「オホーツクビアファクトリー」では、地ビールを美味しくするための全てにこだわった店作りと、旬の食材を使用した50種類以上の料理MENUを味わえます。1F・2F合わせて約200席を有し、1年中各種宴会・パーティーやレストランウエディング等が行われています。

オホーツクエール

苦味のしっかりしたイギリス伝統のエールスタイルで、上面発酵の中濃色ビール。豊かな味わいと芳醇な香り、コクがあり、味が濃い肉料理等によく合うビール。

オホーツクピルスナー

チェコ・ビルゼン地方生まれのピスルナーをアレンジした、口当たりの良いスタンダードタイプの下面発酵の淡色ビール。麦芽とファインアロマホップの香り・風味が感じられる、食前酒におすすめなビールです。

オホーツクヴァイツェン

バイエルン地方のヴァイツエンスタイルのビールです。小麦麦芽を50%以上使用した淡色ビール。麦芽を上面発酵で醸造したフルーティーな風味あるビールで、独特な風味があり、さっぱりして苦味は弱く飲みやすいため、ビールの苦手な人にもオススメ。

オホーツクマイルドスタウト

焙煎した黒麦芽を上面発酵で醸造したスタウトスタイルの濃色ビール。苦みを抑え、その名の通り全体的にマイルドな味わいに仕上げているので、黒ビールが苦手な人も飲みやすい。美容の助けとなるビタミンB群と、お肌を作る核酸が豊富な活ビール酵母が豊富に含まれています。

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